くら ちゃん命日

きのう11月2日は、黄栄作さん家族の愛犬「くら 柴犬♀」の1年命日。農園で埋葬。約10年ほど前、地域で1人暮らしのおばあさんが緊急。3才の柴犬が残された。

搬送前におばあさんは、「くら」のフィラリア薬にドックフード。ケージを近所の人に預け「くら を頼みます」と言い残した。近所の会議で「しんあい農園なら」と農園に持ち込まれていた。配達から戻って犬は立派な柴だが、農園に3頭と自宅に1頭がいる。もう1頭の追加はできたら逃げたい。

携帯電話カメラで撮り、栄作さんに飼わないかと打診したら「飼う」と即答。夕方、くらと結納をのせて山口市の栄作さん宅に軽トラでお輿入れ。

しばらくして栄作さん家族の真ん中で家族顔のくらの写真が奥さまから届いた。お世話された地域のかたに、おばあさんに渡してくださいと持参した。


私とは数時間の縁ではあるが、たまに会いに行くとツンツンしながらも側に来たシャイな性格。


晩年も知っている。認知症気味がわかる動きだった。亡くなって奥さまからから、農園で埋葬させてほしいと連絡があり、そのお申し出は嬉しかった。私の愛犬 はな 太郎 健太を埋めたら側に くら も埋めた。奥さまの加津恵さん、長女の杏子ちゃんが手をあわせた。

くら ちゃんは3才まで過ごした空の下で、わたしの愛犬と眠っている。毎日この4頭の名前を呼びながらハッピーと歩いている。