頭の回路に乱れあり

下関市住吉神社拜殿は国宝指定。見事な桧皮葺が匠の技。宮司にタマゴを届けて参拝の石段から撮った。


母が認知症のスタートは「財布が無い!」だった。

先日、家内の車に給油しょうと街に出た。給油を済ませて大型店で買い物。広い駐車場で見つからないのは私の愛車。どこにとめたか記憶がない。しばらくかかり回路がつながった「車が無い!」と通報しなくてよかった。


晩酌のあと電話を受けたら朝までにリセットされている。着信履歴には足跡があっても記憶がない「昨夜の会話はなんでしたか?」と電話したことがある。今は枕元にメモを常備している。


ある時、家内が冷蔵庫の扉を開けたまま立っていた「私は何をするのか忘れた」


ある奥さんはコンビに自転車で行き歩いて帰った。「ここで待っちょけ」と奥さんと別行動した主人はそれを忘れて自宅に戻った。


地名や人名回路が特に錆び付き、わたしの毎日はコケてばかり。