四国の便り ふたつ

農園渋柿に鶏糞を今年春に施した。甘柿もあるが農園生活で身につけたワザのひとつに、甘柿より甘い合わせ柿づくりがある。

寝る前、寝酒タイムは作業場におりて渋柿をきれいに拭いて、頭の枝の付け根をペンチでつかんで回して引っ張ると枝の付け根が抜ける。この穴にウィスキーをスプーンでたらす。10個ぐらいをビニール袋に入れてかたく縛る前にも袋に少しウィスキーをいれる。窓際で日に当て3~4日で最高に甘くなる。

その渋柿のひとつに元気な♂柿があった。


先週水曜に菊川画廊に行ったが留守。携帯電話を持たない人だからプレゼントの本をドアノブにさげておいた。さきほどお礼の電話があった。彼が貸し出している松田正平画伯の企画展を、愛媛県久万高原町 町立久万美術館が催したので車でお嬢さんを連れて行ってきた。患い闘病生活で20キロ以上も痩せた彼に四国に行く体力が甦ったことが嬉しかった。お父さん墓参も親子で果たした。


ボルボ新車の糸賀社長から瀬戸大橋風景などメール添付で届いた。社長も万全の健康ではない。


お二人の元気と♂柿の元気が嬉しい日曜日。