25日 8月 2016 長府 慈光寺 蝉がころんとあおむけになって みじかい命を生きた空をみつめて死んでいる 春を知らず 秋を知らず いま、自分の生きたのが夏だと知らず どこへ帰っていったのだおまえは 誰がまっていてくれるのだおまえを 命がおわることを 命が帰るところをおまえは誰からも聞かされなかったのか ころんと あおむけになって そんなにさびしそうに tagPlaceholderカテゴリ: 201608