天皇お気持ち のべられ

85歳のじいちゃんが、嫁さんの介護を自宅でされている。腰が曲がり、それでも一人でやれる田畑を耕し、食料調達に運転もする。町暮らしの子供たちは「 世話するから 」と招くが頑固に田舎暮らし。草苅のときは布袋を腰に下げ、刃を傷める小石を集めながらされる。

きょうは二人分の梅が天日干し。代々の耕作地をまもり生きる人の住む地域を、切り捨てるような 限界集落という言葉。


昔、広島県上下町か総領町で、その限界集落に生きる人たちを町営住宅に半ば強制のかたちで移住させた。ゴミ処理・道路整備・ガスに上下水道・教育に医療など、インフラ整備予算を考えるインディアンをまとめたような移住が手っ取り早い。

山間部で営み続ける人を支援する行政の事例はあるのだろうか。


天皇陛下がお気持ちをのべられる。

配達を急ぎ足で済ませ、2時半に農園に戻った。約10分のお言葉をテレビで拝聴。陛下が国と国民の安寧を願い祈られている毎日を強く感じ、天皇をいただく国民として強く幸せをおもった。


わずかな夕立を期待したが降らなかった。けれども、毎朝500リットルの散水で、土手の桜並木は元気になりつつある。