上田さんをお宅に訪問

酔うてコオロギと寝ていたよ  酒呑み放浪の俳人、種田山頭火の有名な句。わたしは昨夜8時ごろ、部屋の上がり口で寝ている愛犬を撫でに行き、そのまま床板で熟睡。目が覚めたのは午前1時。部屋は明々、テレビはついており山頭火をやってしまった。


歯科医院に通院。医師と歯科衛生士のコンビで半日診療。高齢者が予約の電話をかけてくると衛生士の応対時間は長くなる。テキパキと会話ははずまない。くわえて山間地域だから交通の便は極めて悪いし、足が不自由な高齢の患者さんが多く、予約を受ける前提は医師が自家用車で送迎できる日と時間調整がある。この歯科医院の存在で高齢者が毎日食べることができる。


前の仕事で、日本語ワードプロセッサ 富士通オアシスを世間に先駆けで導入し業績がグングン伸びた。そのワープロ導入をサポートしてくださった上田さん。できること、無理なことをはっきり示してくださり、間違わない判断ができた。後に、松村御大と萩中学で同級生ということも知った。大学ラグビーで鍛えた巨漢は健在。

台道のお宅を訪問した。庭を愛でる技量のないわたしでも、そのたたずまいに「よく手入れされていますね」の言葉が口をつく。


近況を交わし、老後の不安を楽しく語り合うことができた。数楽の会も話題に加えた。