嬉しいこと ふたつ

月曜日の配達先、事情は知らないが50歳ぐらいの男性が自宅でぶらぶらしている。母親と犬が家族。わたしが訪れると暇だから話に出てくる。わたしは先を急ぐから適当に会話を切り上げていた。

2週間前も出てきた。愛犬コロの話題の最中タバコを2本も吸った。日に何本吸うか聞いたら二箱。止めたいが止められないと言う。

少し時間オーバーしてもよいと思い、わたしの禁煙物語をした。そして、年間24万円以上も煙にしてええと思うかね。彼はその日に禁煙外来に行き、禁煙パッチを2週間分処方された。

先週「まだ吸いたいけれど吸ってはいない」と律儀に報告した。きょう母親が先に出てきて「ありがとうございます、まだ禁煙が続いています」本人は「今朝、病院に行きパッチをもう2週間もらいました。タバコは捨てました」と笑顔。私まで嬉しくなった。


人に講釈をたれた私としては、やらねばならない課題に取り組むことにした。禁酒は無理としても量を減らすことを決めた。痛風と血圧コントロールがうまくいかない。肝機能が血液検査でよくないと指摘された。今夜からスタート。


小野田市内。うだるような暑さのなかでレストラン浄化槽の蓋を開けて点検しているような男を目にした。食べ処 海将を営んでいたTさん。奧さまの実家家業を継ぐようになり転身。お世話になった私の恩人。車をとめて駆け寄った。料理人から清掃業。たくさん国家試験をとり社長ではあるが現場で汚水に向き合う姿が男前だった。